大喧嘩シンちゃん

 その日はご機嫌ナナメなアスカと晩御飯を食べ終わったシンジがちょっとした事から言
い合いになることからはじまった。最初は静かに言い合っていたのだが、まさにそれは嵐
の前の静けさだった。

「なによバカシンジ!!なんか文句があるって言うの?」
「ご・・ごめん・・・」
「謝って済むなら最初っからやらなきゃいいじゃないの!」
「く・・・・」
「なによ、その顔は?なんか言いたいことがあれば言ったらどうなのよ?」

 その時、シンジの何かがプツンと言う音とともに切れた。と言うより、シンジの精神が
逝っちゃったと言っても過言ではない。

「じゃぁ言うけど!いつもいつもいつもいつも!アスカは意地悪で、我が儘で、なんかあ
ると人のせいにするし!すぐ手を挙げる!挙げ句の果てはすぐ泣く!!どうしてアスカは
いつもいつもいつもいつもそうなのさ!!今まで僕がどれっっっっほど我慢したことか!
分かってないだろ!いや、分かろうとしてないんだ!!」

 そこまで言い切ったシンジは少しすっきりした気分になったがまだ治まりきる様子はな
い。もちろんそんな事を言われて黙っているアスカじゃない。

「何ですって?シンジが我慢している?あったりまえじゃないの?こんな環境なのにいつ
もぼけぼけっとしちゃってさ!あたしがこうやって引っ張っていかないと生きていけない
くせに!!アンタにそんなこと言われる筋合いはないわ!」

 そんな二人の言い合いをビールを飲みながら見ているミサト。
 バッッッッッシィィィィィーーーーーンンンン!!!!!!
 少しの間すごい剣幕で言い合っていた二人だったが、爽快な音とともにアスカの平手打
ちがシンジに炸裂した。それが、終局の合図だった。

「もういい!こんな嫌な奴がいる家なんて出ていってやるわ!!」

 さすがに止めに入るミサト。

「ちょっと、アスカ!出ていくってどこに行くの?」
「・・・・・・・・」

 むっとしている表情のアスカはミサトを無視して出ていってしまう。

「ちょっとシンちゃん!追いかけなさい!」
「いいんですよ、あんな我が儘な奴はほっときましょう!ミサトさん」

 こっちもむくれっつらだ。
 シンジはすくっと立ち上がってバタンと音を立ててフスマを閉めた。

「保護者失格か・・・」

 そう言って、ビールをぐいっとあおるミサト。


 結局、次の日の朝を迎えるまでアスカは帰ってこなかった。シンジも部屋にこもったま
まだ。

「シンちゃーん!朝御飯はまだかしらん?」
「・・・・・たまには自分でつくったらどうですか?」
「何よ・・・・まったく・・こいつ、まだ怒ってるな・・・」

 ベッドの中で丸まっているシンジ。少し後悔しているのか、自分に怒っているのか顔は
まだむっとしている。

「どうして僕はあんな事言ってしまったんだろう」

 自分に質問してみる。だが答えはかえってこない。

「どうして・・・」

 日曜日の朝、天気は爽快にはれているのに憂鬱な気持ちのシンジは、後悔の念で押しつ
ぶされそうになっていた。


 そんな頃、そんな事は全く知らないアスカは昨日の晩からヒカリの家に来ていた。

「いいの、アスカ?このまま私の家に居るのはいいけど、このまま碇君と気まずいままじ
ゃ・・・」
「いいの!」

 ヒカリの説得をその一言で制すると、アスカは、

「だって・・・あれだけ言ったんだもん・・・きっとシンジに嫌われちゃってるよ。もう、
遅いよ、あんなことしちゃったんだから・・・もう・・もう・・嫌われちゃったよ・・・
ヒカリ、私・・・どうしよう・・・」

 途中から涙目になって、ついには泣き出してしまうアスカ。

「まったく・・・どうして喧嘩したの?」
「だって、だって、シンジが・・・シンジが・・・」
「碇君が何かしたの?」
「!!・・・・・・シンジは何もしてないの・・・私が悪いの・・・わたしが・・・悪い
の・・・」
「それじゃ、碇君に謝らなくちゃ!」
「そんなの出来ない・・・もう、私・・・嫌われちゃってるから・・・」
「そんなことないよ、アスカ。碇君はそんな人じゃないから・・・」
「だって・・・」

 ぐずっているアスカを少し迷惑がりながらなだめるヒカリ。


 お昼頃、さすがに腹が減ったのか、もぞもぞとベッドから這い出てきた。

「おはよう!シンちゃん!遅かったのね・・・」

 シンジの顔は思いっきり暗い。ミサトはそんな顔に負けないように明るく振る舞った。
しかし、シンジには少しうっとうしかったかもしれない。その証拠にむっとした顔になる。
ミサトはそのことには触れずにシンジのしたいがままにさせてみようと思った。

「ミサトさん、ご飯作りますけど食べますか?」

 時計は14:43を表示していた。ミサトは遅めの朝御飯を食べたためちょうどお腹が
すいていた。

「それじゃ、おねがいね!シンちゃん」
「分かりました・・・」

 そう言って、キッチンに入るシンジをじっと見つめるミサト。

「ほんと・・・・保護者失格ね・・・私・・・」

 15分ほど経った頃だろうか、シンジが冷蔵庫の残り物で作ったご飯を食べたミサトは
その味がいつもと違う事に気が付いた。

「あら、シンちゃん。出汁変えたの?」
「え・・・いえ・・・そう言う訳じゃないんですけど・・・」
「そう・・・」

 会話が続かない2人。気まずい雰囲気に耐えられ無くなかったミサトはいち早くご飯を
食べ終わり、茶碗や皿をキッチンに持っていくと、仕事があるからと言って家を出た。

「結局、逃げることしかできないのね・・・私、シンちゃんと同じね・・・」

 外に出てから独り言のようにそうつぶやくと、ルノーを飛ばしてネルフへと急いだ。
 一人家に残されたシンジ。自分も食べ終わって、キッチンにある皿をため息混じりに片
づけると再びベッドに体を横たえた。

 ピンポーン・・・・ピンポーン・・・・

 1時間ほど経った頃であろうか、ミサトの家の呼び鈴が鳴った。
 もぞもぞと起きるシンジ。

「ハァーイ・・・誰ですか?」
「あの・・・碇君?」
「え?その声は、綾波?」
「そう・・・入れてくれる?」
「いいよ、まってて」

 プシュ!と言う音とともにドアが開くとそこには、少しおめかししたレイが立っていた。
レイの頬が少し赤くなっている。

「こんにちわ・・・碇君」
「こ・・・こんにちわ・・・」
「入っていい?」
「え・・・あ、うん・・・どうぞ・・・入ってよ」
「おじゃまします・・・」

 ゆっくりと家の中に入るレイ。シンジは素早くキッチンに向かってお茶の準備をする。
それを見て、レイもキッチンに入ってくる。

「あ、綾波はダイニングで座ってて、今お茶入れるから・・・わ!いきなりなに?綾波」

 急に抱きついてくるレイ。あわてるシンジ。

「碇君・・・スキ・・・」
「え・・・・綾波、ちょっと・・・」
「スキ、スキ、スキ・・・」
「・・・ちょっとまって、綾波!」

 背中から抱きついているレイを何とか離し、向き直すシンジ。

「ちょっとまってよ、綾波」
「どうして、今までずっと待ってたのに・・・やっとチャンスが来たと思ったのに・・・
どうして?」
「どうしてって・・・その・・・僕たちまだ14歳だし・・・それに、こんなの卑怯だよ
綾波・・・」
「卑怯・・・」

 うつむくレイ。そんなレイを見てふたたびあわてるシンジ。

「で、でも綾波・・・あの・・・その・・・?綾波?」
「いいの・・・碇君がそう言うならそうかもしれない。葛城三佐に碇君が落ち込んでいる
から慰めに行ってって頼まれて、慰めるってよく知らなかったから赤木博士に聞いたの。
そしたら、こうしろって・・・言うから・・・それに、いまなら碇君を・・・」

 少し頬をピンク色にしながら淡々と説明するレイ。

「そうだったのか、ありがとう綾波。でも、僕はもう大丈夫だから・・・」
「大丈夫?いえ、碇君はそんな顔してないわ・・・あなたは誰かに慰めてもらいたいはず
よ」

 いきなり図星をつかれてとまどうシンジ。レイはそれを見逃さなかった。

「碇君・・・私でよかったら・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「私でよかったら・・・碇君を慰めてあげる・・・」

 そう言ってレイはシンジの首に手を回して、そっと目をつぶって顔を近づけていく。

「綾波!!やめてくれ・・・そんな、偽りの愛を、僕に向けないでくれ・・・」
「偽りじゃないわ・・・私は碇君がスキ・・・」
「そ・・・そんな・・・そんなこと言われても・・・僕は・・・」
「碇君・・・私じゃ、ダメ?」
「そ・・・それは・・・」

 いつもと違う雰囲気のレイに恐怖すら感じながら後ずさるシンジ。

「ごめん!綾波!!僕・・・僕やっぱり!とにかくごめん!」

 そう言い残すとシンジはレイを残して家を飛び出してしまった。


 その頃、ようやく泣きやんだアスカはヒカリの家でシンジにどうやって謝るかを思案し
ていた。

「やっぱり、”ごめん!シンジ、私が悪かったわ!”これね!これしかないわ!」
「そう?”シンジ・・・私が悪かったわ・・許してくれる?”って甘えてみたらどう?」
「甘えるの?うーん・・・・どうもパッとしないわね・・・」
「うん・・・やっぱり本人がいないとだめかしら・・・」
「シンジがいないから、よく分からないわ・・・」
「碇君もそんなに怒ってないと思うから、素直に”ごめん!”って謝っちゃえばいいのよ
アスカ!」

 ポンとアスカの肩をたたくヒカリ。アスカの顔が急に明るくなって、

「そうね!取り敢えずシンジに会うわ!」
「そうよ、さ!そう決まったら早速家に帰ってみたらどう?」
「そうするわ!ヒカリ、いままで迷惑かけてごめんね!ありがとう」
「その調子よアスカ、それにいいのよ気にしないで。それじゃ、頑張ってね!」
「それじゃ、また学校で!」

 そう言い残すと、アスカはコンフォートマンションに向けて走り出した。


 偶然というものは、彼らにとってまさに都合よく働いてくれた。
 シンジはレイから逃げ出して行き場を失って、公園に居た。
 アスカは最短距離を通るために公園を走ってコンフォートマンションに向かっていた。
 彼らは偶然、そう偶然にその公園で出会ったのだ。

「あ・・・・アスカ・・・」

 それがシンジの第一声だった。そして、

「あ、シンジ!ごめんなさい・・・」

 それがアスカの第一声だった。

「私が悪かったの、全部私が悪いの・・・・」

 そこまで言ったアスカをそっと抱きしめるシンジ。

「え・・・シンジ・・・・」
「アスカ・・・アスカだ・・・アスカのにおいだ・・・」
「シンジ・・・・」

 二人は一時の間、抱き合ったまま公園に佇んでいた。
 そして、夕焼けの中、手をつないで公園から歩いて出ていく仲の良さそうな二人の影だ
けが公園に長く長く映し出されていた。


 コンフォートマンションに着いた二人を迎えてくれたのはミサトだった。レイはもう帰
ったらしく、家の中には居なかった。ミサトの話によると、レイは入れ違いで帰ったそう
だ。泣きながら。ミサトはそこの点を強調してシンジに教えた。しかし、アスカと二人で
帰ってきたシンジに聞く耳は無かった。
 結局、喧嘩をしたことによりよりいっそう仲の良くなった二人は仲良く晩御飯を食べて
リビングでテレビを見ながらくつろいでいた。

『ありがとう、シンジ。大好きよ』

 アスカは思った。

『あたし、あなたにいっぱい謝ることがあるの。今までずっと言いたくて言えなかったこ
と。意地悪でごめん。泣き虫でごめん。おこりんぼでごめん。さびしがりやでごめん・・
・でも、シンジ・・・大好き・・・この言葉を言えなくて・・・ごめんね・・・』

 自分にはまだ言えないと悟ったのかアスカはミサトに分からないようにシンジの頬に軽
くキスをして、

「ごめん」

 と一言だけ言うのだった。

「??」

『シンジは鈍感だから、私の気持ちなんて気づいてないんだろうな・・・』

 まったくをもってその通りである。キスをされた本人はなんでアスカはキスをしたんだ
ろうとしか思っていない。

「シンジ・・・もう寝ようか・・・」
「うん・・・」
「あ!!明日、朝一で会議があるんだったわ!私も寝なきゃ・・・」

 珍しく意見も合い、早々に床につく3人。
 しかし、アスカとシンジはなかなか寝付けなかった。
 ふと、シンジの部屋の襖が開いた。そこに立っていたのは、もちろんアスカである。な
んと枕をわきに持っている。

「どうしたの?アスカ・・・」
「眠れないの・・・シンジ・・・なんとかして・・・」
「なんとかしてって言われても・・・どうすればいいか分からないよ」
「シンジ・・・隣に座っていい?」
「え?・・いいけど・・・」

 シンジの隣にアスカはドキドキしながら黙って座った。枕は膝の上にのせている。

「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」

 二人は寄り添うこともなく、それでいて離れることもなく、ただただ黙ってベッドに座
っていた。

「ねぇ、シンジ・・・・」

 沈黙を破ったのは、アスカだった。そのままシンジに少し体重を預けるように寄りかか
っていく。

「私のこと、どう思っているの?」
「え?どうって・・・」
「だから、シンジは、私のことどんな風に思っているのかなって・・・」
「今は、どう答えていいのか分からないけど・・・僕の中ではアスカは一番大切な存在な
んだ。寂しいとき、悲しいとき一緒にいてほしい存在なんだ・・・スキとか愛していると
か、まだ分からないけど、僕にとってのアスカはそんな存在なんだ・・」
「よかった・・・私と、一緒・・・私も私の中のシンジはそんな存在なの、だから私、シ
ンジに嫌われたくないの、私だけを見ていて欲しいの、シンジにはそうあって欲しいの、
我が儘なのは分かってる。でも・・・・」

 アスカはこの時しかないと思った。言えなかったことを言おうと思った。

「とにかく、ごめん・・・・シンジ・・・私・・・」
「いいんだよ、アスカ。気にしなくてもいいよ。僕は今日、分かったんだ。ハッキリとね。
僕は、アスカじゃないとだめなんだって。今までもそうだったと思う。そしてこれからも
アスカがいないと僕はだめになってしまうかもしれない・・だから、アスカ・・・??」

 シンジがアスカを見たときアスカは泣いていた。綺麗な涙だった。何の汚れもない涙だ
った。月の明かりが窓から差し込んでキラキラと輝いていた。綺麗だった。

『アスカの顔がこんなに綺麗に見えるなんて』

 シンジは思った。一瞬吸い込まれてしまうようなアスカの顔が目の前にある。

「シンジ・・・」
「アスカ・・・」

 月の明かりは二人をやさしく照らし続けていた。そして、二人はゆっくり重なってベッ
ドに横になった。

「シンジ・・・ん・・・・」
「・・・・・・・・・・・」

 そして、夜は更けていった。


 おわり・・・


後書きのようなもの  どうも、毎度毎度OHCHANです。えーっと今回はシンジ×アスカを書きたくてなん とか形にした作品です。なんとなく文章が変ですが、感想なんかもらえるとうれしいです。 それでは、こんごともよろしくって言うことで!じゃ!  PS 次の日の朝、二人で裸で寝ているところをミサトに見つかったシンジとアスカの いいわけ合戦をはじめるという出来事があるのだが、それはまた別なお話。

記念コメント(18禁シンジ編)

ミサト:へぇ・・・シンちゃんもやる時にはやるのねえ・・・・ シンジ:な、何もしてませんってば!! アスカ:そ、そうよ!!ミサトの思い込みよ。アタシ達は無実だわ!! ミサト:じゃあ、今のこの状況を、どうやって説明するつもり? シンジ:そ、それは・・・ほ、ほら、昨日の晩は蒸し暑くて寝苦しかったから!! アスカ:そ、そうよ!!暑ければ、裸になってもおかしくないじゃない!! ミサト:まあ、確かにそうね。でも、二人が同じベッドに寝てるって言うのは、 どう関係があるのかなぁ? シンジ:そ、それは・・・・ アスカ:は、裸で二人で同じベッドに寝てたって、何にもある訳ないでしょ!? アタシ達はまだ中学生なのよ!!ミサトと一緒にしないで!! ミサト:ふぅ〜ん、じゃあ、同じベッドで眠ってたって言うのは認めるのね? シンジ:う・・・・ アスカ:み、認めるわよ!!だからどうだっていうの!? ミサト:じゃあはっきり言わせてもらうけど、それは何?そのシーツにくっつ いているものは・・・・? シンジ:あ!! アスカ:や、やだっ!!どうして!? ミサト:もう言い逃れは出来ないわね。諦めなさいって。 アスカ:こ、これは・・・・シンジ、アンタも何とかミサトの誤解を解きなさ いよ!! シンジ:で、でも・・・・ ミサト:シンジ君、別にあなたを責めている訳じゃないのよ。だからおとなし く白状して、昨晩の様子を隅から隅までこのミサトさんに話してごら んなさいって。 アスカ:シンジ!!ひとことでもしゃべったらコロスわよ!! ミサト:アスカはああ言ってるけど、ほんとは優しかったんでしょ? アスカ:言ったらコロスわよ!!わかってるわね、シンジ!! ミサト:どうだったのよ、二人ともはじめてだったんでしょ!?ちゃんと出来 たの? シンジ:う、ううう・・・・僕はもう寝ます。おやすみなさい・・・・ ミサト・アスカ:ね、寝るなぁっ!!
さて・・・記念投稿第三十四弾もOHCHANさんの投稿です。 ほんとにありがとうございました。 今回の内容ですが・・・・らぶだねぇ・・・・らぶ。愛は地球を救うなんて言 ってますが、あれは嘘です。愛が救うのは当事者の二人だけ。他人は関係あり ません。そもそも愛なんて救い救われるとかそういう次元じゃないんですよね え・・・・まあ、お気になさらずに。私の戯言ですから。 でも、私は二人がやっちゃたとみて、勝手に記念コメントをつけてしまいまし たが・・・よかったのかな?まあ、構わんでしょう。あれは別次元の話です。 作品とは一切関係ありませんよ。っておいおい・・・・私も無責任な上に、荒 んでますね。きっと天罰が下るでしょう。

ナンジシスベキサダメニアリ

了解です。でわ、私は死にます。ひゅ〜・・・・ぐちゃ。

OHCHANさんへのお便りはこちら: ohchan@po.synapse.or.jp
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