かくしエヴァ・百回記念

投稿SS

フェリオの場合

:四人目とは?



NERV本部技術開発部

物語は、此処から始まる。

(ピピピピヒッ・・・ピピピピピッ・・・)

「何かしら?・・・・此処に電話なんて珍しいわね。」

そう言いながら、赤木リツコは、電話を取った。



NERV付属病院

鈴原トウジは、呼び出されていた。

「ったく・・・いったいなんやっちゅうねん。 使えなくなったら、ハイそれまでよ。って放り出したかと思えば、又来いッて。・・・・・まぁ、わいは、こうしてお前の様子が見られたから、いいんやけどな。」

「お兄ちゃんこそ大丈夫なの?・・・・その・・・・足・・・」

「・・・・お前が気にする事や無い。」

「でも・・・・」

「・・・・これは、誰のせいでもないんや。 だからお前も、もう気にするな。」

「・・・・・」

(お呼び出しいたします。 鈴原トウジ様 鈴原トウジ様いらっしゃいましたら、一階総合インフォメーションまでお越しください。・・・・繰り返します・・・)

「・・・なんや、呼び出しみたいや、じゃ、ちょっと行って来るからな。」

「・・・・また・・・来てくれる?」

「ああ、こっちに居る間は、しょっちゅう顔出すからな。」

そう告げてトウジは、部屋を後にした。



「お久しぶりね。 鈴原トウジ君。」

「・・・は、はぁ・・・えっとぉ?」

「赤木リツコよ。」

「・・・・それで、その赤木さんが、わいになんの用ですか?」

「そんなに警戒しなくても大丈夫よ。 また、あなたをEVAに乗せようとかじゃ無いから。」

「はぁ・・・・そうですか。」

「それとも、又乗りたい?」

「と、とんでもない。 もう、あないな事は、勘弁して下さい。」

「そうね。・・・それで本題だけど、あなたの足の事よ。」

「・・・・」

(わいの足って・・・・義足でも作ってくれるんやろか?)

「NERVとしては、あなたにちゃんとした保証をしてあげたいの。」

「・・・・・」

「だから、義足を作るのだけど、それが・・・ちょっと特殊なの。」

「・・・えっ・・・」

「それで・・・ちょっとした手術が必要なの。」

「それで、わいをここに呼んだんですね。」

「まぁ、そう言う事になるわね。」

「それで、特殊っていったい?・・・」

「・・・・・知りたい?」

「そりゃ、もちろん!!」

「じゃ、付いてきて。」

この時、トウジは、リツコの口元に浮かぶ、妖しげな笑みに気付かなかった。



NERV本部内技術開発部別室

別名 赤木研究所 もしくは、リツコの館

「じゃ、その椅子にでも座って。」

そう言ってリツコは、近場にあった椅子を勧めた。

松葉杖をつきながら、トウジは部屋に入ってきて、勧められた椅子に座った。

座った瞬間、再びリツコの口元に妖しげな笑みが浮かんだ。

「それで、どないな義足なんですか?」

「えっ、ええ、今説明するわ。」

珍しく狼狽えたリツコを訝しく思うこともなく、トウジは、そのリツコの鮮やかな手際を眺めていた。

(ふぅ、びっくりした、義足の事なんてすっかり忘れていたわ。)

そんな事を考えながら、リツコは、おもむろにキーボードと違うスイッチを入れた。

「わ、わ、どないなっとんのや!!なんやこれぇ!!」

リツコがスイッチを入れると同時に、トウジの座っていた椅子がトウジの身体を拘束する。

「ふっふっふっふっ・・・ついに、この時が来たのよ、この私の手で究極のサイボーグを、使徒に対抗しうる最強のサイボーグを創る時が。」

「わーーーーーーー!!そしたらわいの義足を作るっちゅうのは、真っ赤な嘘やったんかーーーーー!!」

「ちょっと、人聞きが悪い事言わないで、ちゃぁんと義足も付けるわよ。ただちょっと、全身を改造するだけ。(はぁと)」

「わーーーーーーー!!殺されるーーーーー!!誰でもええから助けてくれーーーーー!!」

「ふふふっ、膝からはミサイル。指先からはレーザー。手刀にはちゃんと刃も付けなくちゃ。そうそう!!体内には反陽子爆弾も入れておかなくちゃ駄目よね。(はぁと)」

「誰かーーーーー!!助けてーーーーー!!」

「無駄よ。 誰も此処には、入れないわ。 諦めなさい。それに、これは碇指令のアイデアなのよ。」

「いーーーーーやーーーーーーだーーーーーーー」

NERV内にトウジの叫び声が木霊したかどうかは、誰も知らない。



NERV本部発令所

「いいのか碇?フォースチルドレンをあんな事にしてしまって。」

「冬月・・・私のことは、お茶の水博士と呼べ。」

「・・・・・・・・はぁ、碇、それは、アトムを作った人だぞ。」

「・・・・・・二人とも違う・・・」

「「レ、レイ、何故ここに?」」

「・・・・・・アトムは、天馬博士が作ったの・・・・◯◯4は、ギルモア博士・・・・」

「レイ、何故そんなことを知っている?・・・いや、それより伏せ字になっていないぞ。」

「・・・・・・・じゃ、サヨナラ。」

「・・・・・・逃げたな。」

「・・・・・ああ。」



あとがきと言う名の駄文

(GM)・・・・・・(読んでいる)・・・・・・

(F)こんなもんでどうだ?

(GM)・・・・どうだって、言われてもなぁ

(F)駄目か?

(GM)いや、駄目って訳じゃ無いけど・・・

(F)えぇーい、なにが不服と言うんだ、お前は!!

(GM)・・・・マニアなのがばれるぞ・・・

(F)うっ・・・・そうそう、高嶋さん百話達成おめでとうございます。

(GM)また、このパターンか・・・

(F)いやーすごいですねー、私には、とても無理。 でも、もっと自分を優先させた方がいいですよ。 年長者からの小言だと思って聞き流してもいいですけどね。

(GM)・・・・年長者ってお前いくつだ。

(F)ふっ、人生謎が多い方が楽しめるって物よ。

(GM)・・・・・・メールアドレス見たら一目瞭然だな。

(F)だぁーそれを言うなー

(GM)・・・・・・・・つき合いきれんわ。


記念コメント(不死身のリツコ編)

ミサト:よ、ようやく来たわ!!アタシの時代が!! リツコ:何言ってるのよ、ミサト? ミサト:ア、アタシをコメントにって・・・・ううう・・・・(感涙) リツコ:それは私と込みでしょ?それに、このお話は私しか出てないじゃない。 あなたはほんの少しも出てないのよ。 ミサト:た、確かにそうだけど・・・・ リツコ:だからミサト、あなたはおまけなの。わかる? ミサト:・・・・・ リツコ:所詮酔っぱらいのミサトと、この天才科学者、赤木リツコを比べよう なんて言うのがおかしいのよ。 ミサト:・・・・・ リツコ:フェリオさん、あなたの選択は正しいわ。この私を描くなんて・・・ でもね、コメントに出てくるのは私一人でいいの。ミサトなんて私に は必要ないわ。 ミサト:・・・・・ リツコ:あらミサト、どうしたの、そんな恐い顔しちゃって? ミサト:・・・リ、リツコ・・・・ リツコ:悔しいのね?この私に太刀打ち出来ない自分の無能さが。 ミサト:・・・・・酔えば酔うほど強くなる・・・・(そう言って缶ビールを 一気に飲み干す。) リツコ:あら、アルコールで紛らわせるつもり?情けないわね。もう少し知的 な事は出来ないのかしら? ミサト:・・・・必殺、酔拳!! リツコ:あら、酔拳?いいわね。データを取らせてもらってもいい? ミサト:・・・・・し、死ねえ・・・・・ リツコ:ミサト、動きが違うわよ。それじゃあ酔拳じゃなくて、ただの酔っぱ らいじゃない。 ミサト:・・・・・ リツコ:酔拳なんて、嘘なの?じゃあ、他に何か出来ないの?太極拳でもラジ オ体操でもいいわ。ミサトにはそのくらいがお似合いでしょう? ミサト:・・・・・死ね。 ミサトは酔拳が出来なくとも、銃の腕はそこそこだった。見事にリツコの眉間 を打ち抜き、その口を封じたかに思えた。しかし、リツコはそのくらいでは死 なない。なぜなら、彼女はマッドサイエンティストだからだ!!(爆)
記念投稿第二十九弾は、フェリオさんのSSです!!ありがとうございました!! ほんと、このイベントもあと一つで30にもなります。ありがたすぎて涙が出 ますね。おめでたいです。ぱちぱちぱち・・・・ さて、私の感想ですが・・・いいですね、リツコ。リツコにこういう姿はお似 合いです。マッドサイエンティスト赤木リツコ。ああ、なんて甘美な響き・・・ リツコにはもっともっと狂って欲しいです。頑張れリツコ!!君にはミサトに ない価値がたくさんあるぞ!!私も応援してますので・・・ フェリオさんもご自分のページがあるのにわざわざありがとうございました。 更新、頑張ってくださいね。新作は拝見させていただきましたので・・・って、 あれはフェリオさんじゃなくって、GMさんか。ま、それはともかく、お待ち しておりますので・・・・

フェリオさんへのお便りはこちら: g1970919@sunfield.or.jp
フェリオさんのページはここ: アフタァ・エヴァ
戻る