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◆ ごはん日記 ◆ >>戻る -log- 2004 01/ 02/ 03/ 04/ 05/ 06/ 07/ 08/ 09/ 10/ 11/ 12/ 2003 10/ 11/ 12/ <ご注意> 当ごはん日記は不定期です。激しく。 ネタもごはんメインですが、それ以外のこともだだ流しです。 また、外食等、写真を撮りづらい場合には写真がないこともあるでしょう。 ちなみに、ごはん画像多数のため、ちょいと重いかも。ゴメンナサイ。 尚、ツッコミ&クレームは掲示板でー。 ▼6月28日 見えないには見えないなりの意味があるのさ〜♪ ということで、半年以上ぶりの日記です。うはははは。 ま、深い意味はなく、煮詰まっているからとにかく文字を打ちたかっただけなんですけどね。 リンク張られてないし、ぶっちゃけトークでもかましたいぜ〜と思ったのですが、 変に捕捉されたら嫌なので、そういうのはナシの方向で。 そうそう、ちょうど1ヶ月後に、こいちゅとりらっくすの発売ッスね。 どっちも難産でしたが、それなりに満足した仕事が出来ました。 ユーザーさんの評価がどうなるかわかりませんが、自分では気に入っています。 ま、これからどうなるかわかりませんが、ふよふよと頑張りたいと思います。 あー、色々と鬱でへこんでます。なんでだろ? ▼10月26日 ごはんを書かないごはん日記です。ひゃっほい。 某ゲームが発売されました。 まさかこっちが先に出ようとは驚きッス。 シナリオ完成もあっちの方がずっと早かったのになぁ。 商業ベースの作品としては初の名前伏せ作品です。 まあ、諸事情あったのですが、もともとそんなにやらないつもりだったのと、 あっちの作品をおもんぱかってのことです。 今となっては名前出しといても良かったんですが、それもまたひとつの経験ってことで。 評判としては……たかしまテキストとしては上々の部類。 ある意味最媚び作品なので、それも当然かも知れませんが。 あと、名前伏せてるのもプラスになってると思います。 名前出してたら「またあいつか!」でおしまいでしょうから。 なんかマイナスイメージばっかりやね。どこでこうなったんだろ? 基本的な評価は悪くないのですが、 そこはほら、たかしまテキストの常として肌に合わない人もいるようです。 こればかりはもうしょうがない。 でも、随所にスマッシュヒットなテキストやら言い回しがあるのですが、そこがスルーされてるのが辛いです。 うーん、狙ったという訳ではないにしても、俺萌え部分で反応が返ってこないってことは、 やはり世間の流れに合ってないってことか。 でも、誰かたかしまテイストに気付いてくれないかなぁ? 気付いてくれるととても嬉しい。 まあ、自分を殺して書いてるので、気付かれないのが理想なんですが、それはそれで寂しいですよね。 ▼9月20日 当ごはん日記は現在非公開中です。 あんだーぐらうんど。 とはいえ、未だにブックマークに残ってたり、検索エンジンに引っかかったりするらしいです。 HP自体も入り口を蓋しただけなので、コンテンツは全て丸残りです。ひゃほーい! ……さて。 ついさっき、さくらインターネットに備え付けのアクセス解析を見たのですが、 こいつ、検索ワードもしっかり残しやがりますのよ。 それがあまりに面白くて、日記を書いて更に面白ワードを増やさねば!ということになりまして、現在に至ります。 日記自体はミクシィの方で面白おかしく書いてますので、こちらはむしろもう少しろくでもないことを。 あちら以上にろくでもないのですから、相当ろくでもないと思います。 ……エロい検索ワード引っかかりそうなテキストみつからねぇ。(汗 仕方ないので、書きかけで絶対続きを書かないであろうテキストを掲載してみます。 読んで欲しいとかそういうんじゃないです。あくまで検索ワードのためさ〜♪ 更新履歴は2002年11月23日みたいです。 つか、朱のシナリオが忙しい時じゃないのか? 完全に逃避してやがる。しかも完成させてないのだから尚更タチが悪いですね。 でも、なんか15kも書いてますよ。ちょびっと本気だったのかも知れません。 内容は何故か姉モノです。よくよく考えると珍しい。流行の先取りって奴かね? まあ、単に妹モノばっかり書いてたんで、たまには姉だろってだけの話だと思いますけど。 -------------------------------------------------- ――じゃんけんが好きだった。 グーがいしころ、チョキがはさみ、パーがてのひら。 小さかったころ、じゃんけんをしたあのてのひらがなつかしい。 おっきなてのひら。 あの、おっきかったはずのてのひら―― おっきなてのひら Written by Eiji Takashima 白い色は清潔の印。 でも、それと同時に死の象徴でもあった。 俺の記憶の底に染みついた、ベッドと壁とレースのカーテンの色。 白はいつも、悲しみの色に彩られている。 「くそっ……」 薬品の臭いと無機質なリノリウムの床。 歩く度に、病院とはここまで不快なものかと思い知らされる。 ちょうど面会時間に当たるせいか、人気がない訳じゃない。 でも、靴底が鳴らすキュッキュッという音が、どうにも落ち着かなくさせていた。 「ったく姉貴の奴、いい歳してどーして今頃盲腸になるかね」 ひとつ上の姉、俺の目の上のたんこぶの菜穂が急性盲腸炎で入院したのは、つい一昨日の深夜の話だ。 あまりに急なことだったから、昨日は丸1日ドタバタしっぱなしだったけど、今日になってようやく普通の入院患者に対する面会らしくなった。 「しかも親父は大事な取り引きがどうとかって逃げやがって」 実は親父と俺、うちの男二人組は、揃って姉貴が苦手だった。 きっとあの親父のことだ、今回も俺に任せておけば何とかなると思ってるんだろう。 こういう時、大人は仕事を逃げ道に出来る。 別に早く大人になりたいとかそういう風に考えてる訳じゃないけど、それだけはいつも羨ましかった。 「ま、しょうがないか」 いくら無責任な親父だからって、その息子まで無責任になる必要はない。 そもそも俺以外には姉貴も頼る奴がいないしな。 あのバカ姉貴も取り立てて悪い奴じゃないんだけど、どうも男家庭に育ったせいでがさつなのがいけない。 しかも、がさつなくせに女の武器をちゃーんと理解しているから質が悪いと来てる。 「はぁ、鬱だ……」 病室に入れば、小うるさい我が侭の連発が待っていることだろう。 でも、病気の時くらいは優しくしてやろうってーのがうちの暗黙の了解だ。 姉貴も俺が風邪ひいて寝込んだときだけは、珍しく優しくしてくれた。 滅多にそんなことがないだけに、気恥ずかしかったけど、俺にはそれが嬉しかったんだ。 「んじゃ、行くとしますか!」 病室のドアの前に立つ。 ネームプレートには番号だけが。 個室じゃない大部屋の方が、俺には嬉しい。 個室には、いい思い出なんてないから。 「よっ、弟クン、よく来てくれたね!」 俺が病室に入ると、姉貴は上半身を起こして雑誌を読んでいるところだった。 でも、すぐに俺に気付いたのか、手を挙げて気安く歓迎する。 「ああ。そっちは元気か?」 俺は姉貴以下の元気で応える。 半分皮肉のようなもんだけど、どうせ姉貴には通用しないだろう。 「元気な訳ないじゃん。もう、暇で暇でしょうがなくってさー」 と言う割には声が元気。 まあ、元気が有り余っているのはいいことだ。 気持ちは元気なのに動き回れないせいか、布団をバンバンと叩いている。 清潔にしているはずの病院のベッドだけど、姉貴の暴挙に軽く埃を舞い上げた。 「暇なら寝てろよ。大人しく寝てないと腹の傷が残るぞ」 頼まれて家から持ってきた物の入ったバッグをベッド脇に置きながら、素っ気無い返事を返す。 「あー、そういうこと言う? なーんかかわいくないわねー」 姉貴はほっぺたをぷーっと膨らませて不快を示した。 俺が姉貴に冷たいのはいつものことだ。 今でこそちょっとしおらしい態度を見せてはいるけど、その本性は歴然としている。 「うるせー。男なんてかわいくない方がいいんだ」 顔を上げて姉貴の様子を見る。 病院支給のパジャマ姿だと、同じだらしない態度でもいつもとは感じが違う。 手術直後だからナーバスになっているだろうって思ってたけど、見たところそんなに顔色は悪くなかった。 「あっそ。それよりちゃんと持ってきてくれた?」 姉貴はとにかくバッグの中身の方が気になるらしい。 早速取り上げると、開けて確認し始める。 「あれだけ細かけりゃ間違わねーよ」 昨日見舞いに行った時に、術後の姉貴は俺にメモ帳を押しつけていた。 必要な細かいアイテムと、それらがどこにあるかを示したものだ。 メモは恥ずかしいくらいに具体的で、俺のミスを許さないようなものだった。 「ま、当然よね」 ふんふん鼻歌を歌いながらバッグを漁って行く。 昨日は「大至急!」と俺に念を押したくせに、こうして持ってきてやると特に今すぐ必要になるものはないようで、俺がメモ通りに持ってきたかをチェックすると、そのままバッグを戻した。 「これでよかったか?」 「よかったわよ。よくできました」 満足したのか、姉貴は暢気にニコニコ笑っている。 笑ってるくらいなら害はないって思っていたら、おもむろに手を俺の頭の上に乗せた。 「……どういうつもりだよ?」 「なでなで〜♪」 「バカか、てめーは?」 ジロリと睨んでやる。 ったく、俺は小学生じゃねーっての。 だが、至ってノーマルなこの俺のリアクションは、いつもどこに隠れてるんだかわからない姉貴のスイッチに触れてしまった。 「こんのバカ弟っ! 人がたまーに可愛がってやったと思ったらぁ〜」 「いてっ、いてぇよこの怪力女!」 慌てて悲鳴をあげる俺。 俺の頭を撫でていた手が豹変し、わっしと掴むと万力のように絞めつけはじめた。 「か〜い〜り〜き〜で〜わ〜る〜か〜った〜わ〜ね〜」 「死ぬっ、死ぬって! ギブギブ!」 ギリギリと音が聴こえそうなくらい。 俺の頭蓋骨が軋んでいくのを感じると、俺は慌てて白旗を掲げた。 この姉貴のアイアンクローはフィニッシュホールドだ。 中学の時に、地獄の園と名高いあの女子テニス部でしごかれたせいで、握力と手首の力は男子並、いやそれ以上を誇る。 姉貴もそれを自覚しているのか、ことあるごとに俺を絞めつけてはその軍門に下しているのだ。 「ったく、身の程をわきまえなさいよね。今後は姉の私を敬うこと。いいわね?」 姉貴は俺をあっけなく解放すると、実に生意気に言い放つ。 「わかったよ。わかったって」 ここで逆らうと、またさっきの惨劇の続きが待っている。 俺はこめかみの上の辺りをさすりながら、ほとんど反射的に姉貴に返事をした。 「よしよし。じゃあ、早速だけど……」 「なんだよ?」 姉貴は憎らしいくらいに機嫌を取り戻している。 でも、ついさっき痛めつけられたばかりの俺からすれば、そうすぐに切り替えられたもんじゃない。 俺はこっちの気持ちなんてどうでもよさそうな姉貴がちょっと気に入らなくて、不機嫌そうに聞き返した。 「喉渇いたから、なんかジュース買って来てよ」 「えーっ」 「つべこべ言わない! アンタの分も、私が出してあげるからさ」 如何にも姉貴らしい、高飛車な態度。 でも、そんな中にほーんの少しだけ姉らしい優しさを見せてくれた。 姉貴がただの嫌な女じゃないってことは、この俺もよく承知している。 きっと姉貴には姉貴なりの算段があるんだろうけど、こういうところは嫌いじゃなかった。 「わかったよ。じゃあ、買ってくるけど、何がいい?」 売店まで行こうとして立ち止まり、肩越しに振り返って訊く。 「んーっと、そうねぇ……」 顎に人差し指を当てて考え始める。 姉貴に限らず、女ってのは優柔不断な生き物らしい。 「あんまり変なもん注文されても、売店には売ってねーぞ」 嫌がらせをされないように釘を刺す。 が、姉貴は俺の意図には気付かなかったのか、ご機嫌な笑顔でこう答えた。 「んじゃ、アンタと同じの。任せたからね」 一瞬、その笑顔の裏には何かあるのかと探ってしまう。 が、すぐにやめて姉貴に応えた。 「わかった。じゃあ、ちょっと行ってくる」 「頼んだわよ〜」 振り返らずに姉貴に手を振って応える。 生意気で横暴な、俺の姉貴。 もう十年以上姉弟としてつきあってきているけど、未だに何を考えているんだか、よくわからなかった。 午後の陽射しがレースのカーテンを照らし、淡い模様を真っ白なシーツに映し出す。 窓際に置かれた花瓶には、病院の一角には似つかわしくない何だかトロピカルな花がいっぱい生けてあった。 「ところでさ……」 売店で買ってきた缶ジュースを傾けながら、むせ返る南国の花の香気から気を逸らそうと、姉貴に声をかけてみた。 「相部屋のおばさん、どうしたんだ?」 ちょっと前から気になっていたけど、確か昨日は隣の隣のベッドに中年のおばさんがいたはずだ。 でも今は俺と姉貴以外、誰も部屋にはいない。 「ああ、何でも茶飲み友達が遊びに来てくれたんだって」 「それで?」 「だから、食堂にお茶しに。ベッドじゃ茶飲み話にならないでしょ?」 さも当然のように姉貴が答える。 当の姉貴も、平日午後のファミレスでまったりしているおばさんみたいにジュースを啜っていた。 「へー……」 取り敢えず、目障りな花瓶以外で今気になったのはそれくらいだ。 おばさんの動向を訊いた後は、特にもう姉貴と話すこともない。 俺は男だから話す必要がなければいつまでも黙っていられるけど、あいにくと姉貴は女だ。 俺と同じという訳には行かないらしく、ようやく捕まえた話し相手をそう簡単に手放す気はないらしい。 「あ、そうそう、ちょっと訊きたかったんだけど」 「なんだよ?」 鬱陶しそうに視線を返す。 が、姉貴はそんな俺をからかうかのように、にんまりと笑いながらこう言った。 「アンタ、私のタンスから余計なもの、取ってないわよね?」 「って、誰がっ!」 「だって、私はアンタの姉だけど、年頃の女の子なんだしー。ブラとかパンティとか、持ってきてもらうの恥ずかしかったんだから」 臆面もなく弟に向かって照れる我がバカ姉。 怒ると言うより呆れて物も言えない。 「姉貴のなんて取るかよ。それに下着に欲情するほど、俺は女に飢えてねーから」 「そうなの?」 「当たり前だ!」 はっきりと言い切ってやった。 こっちが病人だと思って優しくしてやったらつけあがって……。 そんな誤解をされたんじゃ、とてもじゃないがやってられん。 「なーんだ、つまんないの」 俺が断言すると、姉貴は拍子抜けしたように両手を広げて「はぁ」というポーズを取る。 「って、つまんないとは何だよ。俺に漁って欲しかったのか?」 こっちこそ「まさか?」と言いたいくらいだ。 だが、俺のリアクションを見た姉貴は、しれっと否定して返す。 「そんな訳ないじゃない。恥ずかしい」 「じゃあどうして?」 「だって、せっかくアンタをいじめられるチャンスだったのにーって」 姉貴はさも残念そうな顔を見せてそう言い切った。 普通なら冗談と受け止めるだろうが、この姉貴のことだ、心からそう思っていたに違いない。 「そういうことかよ」 呆れてぼそりとこぼす。 別にそんな口実がなくても弟の俺を万年いじめてるくせに。 「まあまあ。そうは言ったけど、ちょっとくらいは気になったんでしょ?」 「そ、そりゃまぁ……」 「アンタも男の子だもんね〜」 からかっているのかなんなのかよくわからない口調で言いながら、うれしそうに顔の前でてのひらを合わせている。 少し困惑気味の俺は、姉貴から目を逸らした。 「でも、彼女いないんでしょ?」 「関係ない!」 「それに童貞だし」 「俺はまだ中坊だぞ!」 「あらあら、それにしてはお盛んなことで。引出しの中のえっちな本、知ってるんだか――」 「いい加減にしろっ!!」 流石の俺もキレた。 別にアイアンクローで頭蓋骨を砕かれようが関係ない。 俺は俺なりに嫌いな姉貴にも、それなりの敬意を払っているつもりだし、個人ってものは尊重していた。 でも、この姉貴の発言はあんまりだ。 おふざけが過ぎるとかいうレベルでは、最早済まされなくなってきている。 「あ……」 姉貴も気付いたらしい。 息を呑んで俺の姿を見つめる。 「――病院で怒鳴って悪かったな。もう、来ないから」 それだけ残して立ち去ろうとする。 姉貴と距離を置きたいのはいつものことだ。 どうせ姉貴はちょっとした口喧嘩をしたかったんだろうけど。 「ご、ごめん。ねえ、ちょっと待ってよ……」 姉貴も俺の怒りを察したのか、下手に出て謝る。 この数年間で、こんな姉貴の声を聴いたのは初めてだった。 「悪い。待てない。姉貴の気持ちもわかるけどさ」 姉貴もいきなり入院ってことになって、不安だったり寂しかったりするだろう。 だからこそ、いつもの感覚を取り戻したくて、俺をからかおうとしたりする。 でも、ここは――ここは場所が悪かった。 「退院したら、また遊んでやるよ。殴りたかったら、殴らせてやるから」 そう言って背を向ける。 振り返る気は、少しもなかった。 「アンタ、もしかして……」 「姉貴だってそうなんだろ?」 「えっ」 「病院。俺達、この病院ってとこが一番嫌いなんだから」 白いシーツ、白いベッド。 白く塗られた壁に、白いレースのカーテン。 俺達にとって、白は死の象徴であるはずだった。 「ごめん、考えなしで……」 「いいんだって。いつもの姉貴らしくなかったのだって、そのせいなんだろ? どうせ無意識だったんだろうけどさ」 普段の姉貴ならもっと巧妙だった。 でも、今日の姉貴は何だか地に足がついていない。 その原因は、俺にはわかりきったことだ。 「だから俺もいつもの俺らしくなれねーんだよ。姉貴と一緒なのに、ビビっちまってる。情けねーな」 姉貴に背を向けたまま自嘲する。 もうかなり昔の話だってのに、俺はまだ縛られ続けていた。 「そんなこと……ないよ」 ぽつりと姉貴が呟く。 「いや、いつもだったら、殴られてやるんだけど。今日はちょっと無理みたいだからな」 この場所で、ふざける気にはなれなかった。 だから俺は、足を踏み出そうとする。 「待って!」 ぴた、と足を止める。 でも振り返らない。 「ここにいて……欲しいの……」 姉貴の声が聴こえた。 「お願い……だから……」 弱々しい声。 聴きなれない声。 それが、いつもの姉貴とは違うんだって余計に感じさせて嫌だった。 「悪い」 一言残して、そのまま歩き出す。 しおらしい言葉なんて、今は逆効果だった。 「ちょ、ちょっと待ちなさいってば!」 泣き落としが通用しなくて焦ったのか、声のトーンが変わる。 「いてぇ!」 瞬間、後頭部に何かが当たった感触。 振り返ってみると、姉貴が何かを投げ終えたポーズを決めていた。 「へへっ、命中!」 「命中、じゃねぇ! いてーじゃねぇかよ!」 背中を見せれば飛び道具が襲ってくる。 これではおちおち逃げ出すことも出来ない。 俺は憤慨しながら、一体姉貴が何を投げつけたんだろうと、床に落ちたものを拾おうとした。 「って、何だ、これ?」 「あ、それは……」 姉貴も自分が何を投げたのかよくわかってなかったらしい。 どうせ慌てて手近にあったものを引っ掴んだんだろう。 「なんだこれ、バッグか?」 「ちょ、ちょっと開けないでよっ!」 足元にあったのは、見慣れない小さなバッグだった。 屈んで拾い上げると、早速中身を確認しようとする。 当たった感じからして、中にはどうせ硬いものでも入っていたんだろう。 姉貴の慌てる様子から、俺には見られたくないものらしい。 さっきの件もあったし、ここは意趣返しとばかりに俺はジッパーを引き、意気揚々とバッグを開けた。 「ん、どれどれ……」 「見ないでってば!」 盲腸の手術をしたばかりとあって、すぐに姉貴はベッドから出ることは出来ない。 俺に怒鳴りつけながら、お腹の傷に障らないようにのそのそと這い出ようとしていた。 が、そんな遅々とした動きに負けるはずもない。 俺はバッグの中身を細かく確認していった。 「っと、コンパクト、口紅、ポケットティッシュ、それからそれから……」 と、そこまで来て、俺は動きを止めた。 そこに姉貴が追いついて、俺からバッグをひったくる。 「ごめん」 素直に謝った。 俺がしたことは、まんまさっき姉貴が俺にしたことと同じだった。 「別にいいわよ。私だって、女なんだから」 開き直って姉貴が言う。 さっきの俺と同じ態度で。 「いや、でも……」 「でもも減ったくれもないわよ。そういうこと。別に恥ずかしいものでもないし」 「あ、ああ……」 少しだけ、ショックだった。 姉貴は男勝りで、それこそ俺や親父すらも従わせるくらい気が強かった。 だから、いつもは女だってことを忘れている。 でも、やっぱり姉貴は俺とは違う、女なんだ。 「予備よ、予備。女の子は常にポーチに入れておくものなの。いつ生理が来てもいいようにね」 「そ、そうなのか……」 「だから、そんな気にしなくていいわよ、ナプキンくらいで」 「……ごめん」 とにかく謝りたかった。 生理用品が見られて恥ずかしいものじゃないってのは、俺だってわかっている。 でも、人に見せるものでもないこともまた、真実だった。 「そっか、気にするなって言われたって、やっぱ気にしちゃうか……」 「まあ……」 「んじゃ、おしおきしてあげる。そうすれば、アンタの気も晴れるだろうからねっ」 「えっ?」 と、驚く余裕もなく、姉貴は俺の首に腕を回す。 そのまま俺の頭を引き寄せると、痛烈に絞め上げてきた。 「ってぇ!」 「うらうら〜」 姉貴の十八番はアイアンクローだが、時々ヘッドロックもしてくる。 ギリギリと俺の頭蓋骨を絞め上げ、 -------------------------------------------------- ここまで。 どうしてここで止めたのか、理由はさっぱりわかりません。 まあ、ちょびっとエロっぽいし、これでおかしな検索ワードも増えてくれるんじゃないかと思います。 ▼6月4日 うわ、怠けに怠けてたらこんなに間があいてしまった。 これじゃダメだネー。 ということで、何となく撮ってた写真をアップしつつ、今までを振り返ってみようと思いまする。 あ、そこっ、逃避とか言わない。 ちなみに面倒なのでALTは無しの方向で。(汗
日付は2月6日ですね。なんかいっぱい写真があります。 しかし……初っぱなから胡散臭い写真だ。 韓国袋ラーメンを買ったよ、とかいう写真だったと思います。 こいつがかなりの食わせ物で……うう、涙が出てくる。
で、作ってみたの図。 って、これラーメンじゃないよ! 謎やきそばだし。 だもんで失敗してます。まずー。
で、これが袋の裏面。 よく見ると……うわ、なんだよ「OLIVE OIL」って!? オリーブオイル? もう訳わかりません。 作り方も読めないし、だめだめ。
で、こちらが同じ日。もつ鍋やったみたいです。 確か大量に白もつ買ってきて、時間かけて煮たような気がします。 かなりうまかったです。
で、これがよそった図。 もつはあんまり見えませんが、豆腐と大根がうまそう。 いや、実際にうまいです。
次、こっからが2月16日。 定番メニューの豚のしょうが焼きですね。 ただただうまいです。
同日、チキンカツかな。 これ、安くて旨いんですけど最近ご無沙汰だったり。 安直なので避けちゃうんですよね。
これも同2月16日。 焼うどんを作ったらしいです。 味覇を買ったのはこの頃かな? きっと味付けは味覇。 中華あじを買うくらいなら、気張って味覇買って下さい。 使い勝手は悪いけど、ケミカルさはないし、うまいしオススメ。 ただのちくわ入り焼うどんも、これさえあれば簡単に本格中華さ〜♪ まあ、焼うどんは中華じゃないんですけど。(汗
で、3月1日。 なんかこれだけ見るとネタ写真ですね。 でも、本人はネタじゃないです。マジ。 おでんを大量に作ってご満悦の図、でしょう。 鍋もそれぞれ巨大です。 10日くらい食ってたような気がします。 そのくらいありました。 この頃は時期的に、新じゃががブームだったかと。 まるごとおでんに入れてうまーって感じですな。
3月5日。きっとおでんはまだあります。 でも、飽きたんでしょうね。 これは鮭ピラフです。バター買ってきたので。 鮭缶と玉ねぎのみじん切りをバター、塩コショウでじっくり炒めてそのまま炊飯器へ投入。 炊けたらできあがりです。これがうまい! でも、最近ご無沙汰ですね。 ブームにも波があるってことでしょう。
同じく3月5日。 えーと……あれぇ? おでん終わってないのかなぁ? どうやら合羽橋で中華鍋を買ってきたみたいです。 今も使ってますが、なかなか難しいですよ。 お手入れとか、未だによくわかってませんし。
合羽橋に行ったので、業務用祭りです。 ここから魔のカレーロードが始まるのか……。 ドレッシングもタルタルも現役ですが、カレーはあっという間になくなりました。 まあ、あの量作ればなくなるわな。
まだ合羽橋の続き。 ザーサイとジャスミンティーを買ってきました。 ジャスミンティーはかなりヒット! うまいねー。 寒い時期はずっと飲んでました。 あったかくなってからは全然飲んでませんけど。
で、翌日の3月6日。 ナスとピーマン、豚肉を炒めてますね。 色合いからして、オイスターソース使ってると思います。 あと、最近隠し味にお酢を入れることが多いです。 いい感じに味が締まりますよ。
同日3月6日。 手羽先をオーブンで焼いてるみたいです。 そうそう、クレイジーペッパーと塩コショウを「うそ!」っていうほどかけて、 それをオーブントースターで焼いたのが一時期ブームになってました。 お手軽でしかもビールによくあうんですよ、これが。 まあ、最近はこの味付けにも飽きてきて、醤油ベースの手羽先焼になってますが。 そもそも手羽先食うこと自体減ってるような。 ちなみに醤油味の方にも隠し味でお酢を入れてます。 酸っぱくならない程度に入れるのがコツ。
次が3月12日。 おやおや、ようやくザーサイに着手したらしいですよ。 また加減を知らない大量投下です。 うまかったんですけど、この量には辟易としましたね。 塩抜きのバランスも難しくて、試行錯誤の連続でした。 卵と豆腐と一緒に炒めてチャンプルー風にしたり、冷奴の上に乗せてごま油で味付けした中華風奴など、 色々アレンジしましたが、結局普通に油炒めしたのが一番美味しかったような。
で、いきなりすっ飛んで5月26日。 まあ、ごはんは色々やってましたが、忙しかったんでしょう、きっと。 鯖と冷奴と大根の漬け物でうまー!という図です。 最近肉食から魚食に移行していて、典型的な和食になってます。 これら全てが最近のスタンダードであり、ブームです。 特にいい味噌を買ってから、味噌汁飲みまくってました。 安い味噌はまずい。いいのを味わって初めて判る違いかと。
で、ついさっき。6月4日。 ずっと揚げ物をやってなかったので揚げ物祭り。 天ぷらと唐揚げを揚げまくってご満悦です。 揚げ物復活で、しぱらく色々揚げると思います。 まあ、2週間も続けばいい方かな。 鉄板もしばらくはまってましたが、またぱったり止まっちゃいましたし。 とまあ、こんな感じで。 今やってる仕事もしばらくしたら終わるので、そしたらここの日記ももうちょっと真面目に書くようになると思います。 ですので、もうしばらくまたーりとスルーしてて下さい。よろしくお願いしまする。 ▼2月21日 うにゃー、たかしまです。 風邪が治りません。仕事も忙しいのでHPを更新することもできません。 日記も更新しないなんてだめすぎ。いろいろゴメンナサイ。 今やってる仕事も佳境なのですが、ありがたいことに次のお仕事も決まりました。 こっちはたぶん、5月半ばくらいまで。 ということで、何かお仕事がありましたら、その辺から先のスケジュールで宜しくお願いしまする。 さて、いろいろあっていい感じに頑張ろうという流れになっております。 修羅場モードも発動する頃合いですし、とてもありがたいです。 こういう時は、いい仕事が出来たりするものなのですが、あくまで希望的観測と言うことで、生暖かく観察してて下さいマシ。 えーと、面白いこと、何かないかな……何もないですね。だめすぎる。 ▼1月31日 ふにゃー、たかしまれす。 ずっとぷらぷらしてまったが、一応仕事が決まりましたー。 心配してくれてた人がいるかどうかはびみょーですが、ひとまずご心配おかけしました。 まあ、仕事とは言え短い奴ですので、3月に入ったらまたひまーになります。 予定は未定なので、今のうち予約とかしてくれちゃったりすると凄く嬉しいです。 わたしみたいなへたれライターでよければ、ですけど。 ★1月23日の晩ごはん(PM10:00)
・ごはん ・豚キムチ ・肉団子スープ ・コロッケ 簡素なメシってことで。 豚キムチは、昨日キムチを買ったんですが、妙に汁気が余ってたのでそれを下味としてどぶどぶ使わせて頂きました。 まあ、なかったらしょうが焼きにしてたので、廃物利用でしかないんですけどね。 ただ、豚がちょっとなぁ。 商店街で一番安かった豚コマ100グラム90円のを使ったので、なんか固くなっちゃいました。 やはりいつもの110円の店にしとけばよかった……安かろう悪かろうだってわかっていたはずなのに。 肉団子スープは、豆腐が食いたかったのでやってみました。 団子の方は、安かった豚挽肉で。でも、この間のハンバーグと同様に、すげー脂が出るんですよね。 ちょっと胃もたれしました。 団子の中身自体は、豚挽肉、長ネギのみじん切り、おろし生姜、生卵を、塩こしょう、酒、醤油、ごま油、片栗粉でぐっちゃり混ぜたものです。 スープのベースは味覇で。あと、醤油で色づけして、塩を適度にプラスしました。 普通にうまかったですが、やっぱり脂がきついね。やはり肉団子は豚でなく、鶏がよいと痛感しました。 えーと……まあ、そんな感じ。 忙しくなる前にHPに何か書こうかと思いつつ、結局果たせず。 うぐー、ごめんなさい。 気長に待って頂けると凄く嬉しいです。 ▼1月27日 たかしまです。生きてますよっ。 夏ノ空が終わって、家に戻ってから3ヶ月近くが経過しましたが、 11月と12月はなんかドタバタしてたし、NY行きとかあって、休めた感じがしなかったんですよね。 その分、1月はえらい勢いで休養してました。それこそゲップが出そうなくらいに。 取り敢えず、なんやかんやと外に出ることがあって、その度に酒を飲んでました。 打率は5割を超えてる勢いです。 これって、三河島に越してくる前以来のような気もしますので、すごいことだと思います。 まあ、それはともかく。 細かい日記はミクシィの方が書きやすいということもあってか、徐々にあちらに移行気味です。 その分、こちらもすこぶる停滞ちゅー。 最近ではごはん写真もアップしはじめてやりたい放題です。 でも、あちらは日記らしいというか当然のごとくタイムリー性が重視されるような気がしますので、 うっかり放置してしまったごはん写真などは畏れ多くて手がつけられません。 というか、デジカメに残ってたので、ほんならここにアップすれー!と。 ★1月23日の晩ごはん(PM10:00)
・ごはん ・ハンバーグ ・カレイの南蛮漬け こういうラインナップらしいです。 23日かよっ。 しかも、割とどうでもいいごはんだったらしい。 まあ、カレイの南蛮漬けは出来合いのものだしね。 でも、ハンバーグはちゃんと手ごねですよ。 写真の見た目じゃ気付かないかもしれませんが、相当でかいです。普通ならこれで2つ分。(汗 ちなみに、合挽き肉がお高かったので、というか豚挽肉が安かったので、100%豚です。 これがしんどかった。 いやね、見た目じゃ判りませんが、豚肉はくどいね。 食ってると脂っこくて胸焼けしてくる。 ノーマルサイズだったら問題ないんですが、これでかいし。 ちなみにソースなしで食おうと思い、塩味強めにしたんですが、それだとあんまりなので軽く作ってみました。 冷蔵庫に眠ってた焼き肉のたれ(賞味期限切れ。つか、誰が買ったんだ、これ?)とマヨネーズのブレンド。 ソースとケチャップの奴よりはずっとうまかったです。簡易照り焼きソースってところですね。 割と食えるので、この焼き肉のたれの処分方法はこれにしようかと思います。 結論としてはやっぱりハンバーグは牛だな。牛の肉が入ってないとダメっぽい。 それと、ハンバーグはてごねに限る、と。簡単ですし、安いし。 まあ、ハンバーグはそんなところで。 これが23日ですけど、同じく23日の朝ごはんの写真もついでにアップ。 これはミクシィにアップしちゃったんですけどね。
朝から手打ちうどんです。 いやー、ワイルドなたかしまさんっ♪ しかし、「カレーが余ってるからカレーうどんを作ろう→うどんが欲しいけど外寒い→それなら打っちゃえ!」という流れが我ながら凄いです。 で、手打ちうどんです。 せっかくの手打ちなので、全部カレーうどんにはせずに、ぶっかけうどんにしてみまった。 かつお節とショウガと生醤油でわしわしと。 どちらもうまかったッス。 とまあこんな感じで。 色々ありますが、こんな調子でのんびりとやっていきまするよ。 ▼1月11日 たかしまです。 OSの入れ替えとかしてみましたよ。 ということで、これからはXPのひとです。 入れたばっかりなので、まだまだ具合はわかりませんが。 で、デジカメとか繋げなかったのですが、ごはん写真は撮ってましたのでごはん。 ★1月10日の晩ごはん(PM10:00)
・ごはん ・鶏のから揚げ ・肉団子スープ ・えびせん ・マカロニサラダ ということで、唐揚げをやってみました。 ついに揚げ物の封印を解いた感じですね。 ちょっと温度が高くなりすぎて一部焦げっぽくなってしまいましたが問題なし。 普通通りに美味しくいただけました。 で。 話は逆行するのですが、HDD2台をアキバで仕入れてきたついでに、ドンキホーテで買ってきたんですよ。 何かって言うと、これです、これ。
うははは、デスソースです。 いや、前に買ったタバスコハバネロソースがなかったのでつい。 で、お試しってことで、早速唐揚げにつけて食ってみました。 ……うひょぉーーーーーー!!!! やってくれるぜデス様!! 一滴で死ねます、むはは。 今後ともよろしゅーって感じですな。 そして、デスソースと一緒に、ずっと使ってみたかった味覇を買ってみたですよ。 だもんで、ちょいと試用。 鶏ひき肉を買ってきて、くっちゃらくっちゃら練って肉団子を作り、味覇でスープを作ってみました。 具は、長ねぎがあまってたので、萎れかけた緑色の部分を適当にざく切りにしてぶちこんでます。 うは、手抜きー。 でも、味は最高でした。 流石は天下の味覇よ。 中華だしのケミカルさを排し、やわらかな鶏のだしが香ります。 うめぇ、マジで。 正直、唐揚げよりもうまかったです。デスソースでヒートアップした口内には癒しなスープでした。 えびせんとマカロニサラダはまあ、ついでみたいなもんです。 いつもどおり食えます。 とまあ、こんな感じ。 OSの具合はぼちぼちと確認していこうかと。 ▼1月4日 気がつけば、とっくにお正月になって、しかも終わりそうです。 ということで、あけましておめでとうございました。 本年もだらだらとお付き合いいただければ幸いです。 たぶん、面白い話とか、ないと思います。 読み物も、あんまり更新しないでしょうしねぇ。 そろそろ閉じちゃおうかとも思ってますが、こうしてだらだらできる場も残しておきたいのでこのままです。 ごはんだけは今後もここで出していこうと思いますが、華のある外食は写真撮りませんしね。 もうダメダメです。 ちなみに、コミケ前からずっと毎晩酒宴です。 今日も酒宴なのですが、恐らくこれで打ち止めになると思います。 そろそろ正月気分も抜けて、何か色々始めようかなーと。 リハビリに何か書きつつ(HP用じゃないです)、仕事を探したり片付けをしたり運動をしたりしようと思います。 って、先月も一応書き物したんですよっ。 もう、表に出ないと何もしてないように思われて……まあ、概ね当たってはいるんですがね。 こういう仕事してると、いろいろ言えないこともあるのです。 察してください。お願いします。 そうそう、ニューヨークの暇潰しにベルガリアード物語を再読していました。 文字詰まってるし、パフォーマンスに優れてると思いましたので。 で、結局次のマロリオンにまで移ってます。やっぱたのしーわぁ。 あと7冊くらいありますが、さくりと3日くらいで読んじゃおうかと。 >>戻る |